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  • 執筆者の写真Kakizaki Eugene

<レースレポート> 3/27 Grand Prix Gilbert Bousquet

2021/03/27(土)


Grand Prix Gilbert Bousquet (Elite National)

グランプリ ジルベール・ブスケ(エリートナショナル)


場所:Landivisiau(29) ランディヴィジオ(ブルターニュ フィニステール県)


結果:50 / 200 位


<使用機材>

自転車:ARGON18 GALLIUM PRO

ホイール:CITEC 8000CX-53 ULTRA

ギヤ比:54-38T 11-28 T


今シーズン最初のフランスでのレースは、「Classique Bretonne クラシック・ブルトンヌ」と呼ばれるブルターニュ地方で開催される春のビッグレースの中でも難易度の高いコース設定がされたレース。

フランス到着後7日間の隔離期間を経ての出場となったため、決して簡単には行かなかったが、最低限やるべきことはできたと感じる。


日本ではすでに先のJPT開幕戦等レースは走っていたが、まずはフランスでの初戦となるためあえてガッツいた走りはせず、集団のリズム、位置取りの感覚、そして目を慣らすことに重点を置いた。

この日の気温は15℃前後と、暑くも寒くもない気温だが、風が少々吹いていたため各要所での横風に注意しなければいけなかった。


まずは早速、スタート直後の攻撃の掛け合いに日本との大きな差を改めて感じたがこれまでの経験のおかげでそこはすぐに慣れることができ、位置取りもさほど苦労せず過ごせていた。

しかしやはり目の反射神経ばかりはごまかせず、3時間半常に集中して45km/h以上で進む集団内で常に神経を張り巡らせているのは決して楽ではなかった。


レースが大きく動いたのは、38km地点の一回目の山岳ポイント。ツールドフランスの三級山岳に設定されている丘を登り切った後の平坦で横風が吹き、集団が大きく分裂。

流石にこのタイミングで割れたものが決まらないだろうと集団中盤で楽に上りをこなしたことがこの日最大のミスとなってしまった。

前方の大きな集団には主要メンバーが乗り、後方集団は取り残された組となってしまったが、チームからは一人前に残っていたためここはしばらく待って追走に備える形でレースを進めた。


中盤に差し掛かり、タイム差が40秒前後で推移し、この日最大の山岳賞に向けたアプローチのタイミングで追走の動きが活発化したので迷わず加わっていくが、自分の乗った動きは決まらずそのカウンターの動きが追走に成功。

そこにもチームメイトが乗ってくれたためここも自分は集団待機。

この日最大の難所も集団がコントロールされた状態だったため安定して楽にこなし、残りはゴールまで下り基調のプロフィール。

ここまできたら自分は今いる集団内でのレースに集中することに切り替えた。


ゴール周回に入ったところで前方で割れたうちの遅れ組が集団に吸収。

その中に追走に成功したチームメイトもいて集団内での動きに加わる。

最後はチームメイトに守られて集団最前方に位置取ってゴール前まで来たが、残り1kmは自分にとっては厳しいプロフィールで、スプリントは不発に終わって集団内の50位でのゴールとなった。


今回のレースのノルマは「落車せず集団ゴール」としていたので、まず最低限はクリアすることができた。

中盤の追走にもタイミングを一つ間違えはしたものの、決して大きく外していた訳ではなかった。

しかし、最初の山岳賞での判断はこの日のチャンスを捨ててしまう愚かなものだった。

同じ力の出し方でリザルトは全く違う物が残っていたはずなので、これについてはしっかりと、反省し瞬時に集団分裂の雰囲気を嗅ぎ取るセンスを取り戻したい。

クラシックブルトンヌの中でも特に厳しいとされるこのレースで上りも特に苦戦せずこなすことができたのは自信に繋がった。

続くレースではさらなる結果を狙って走っていく。


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